無煙映画大賞 主催 NPO法人日本禁煙学会 後援 タバコ問題首都圏協議会 |
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※PP:プロダクト・プレイスメント(Product Placement)とは広告手法の一つで、映画や テレビドラマの劇中において、役者に特定の商品を絡ませるやり方。現在はCM飛ばし等の流行により、テレビ番組だけでなくCMの効力そのものが急降下している為、新たな宣伝手段として日本でも活発化し始めた。P.P.とも呼ばれる。(Wikipediaより) | ||||||||||||
2011年5月10日発表 |
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2010年無煙映画大賞 |
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2010年無煙映画大賞の各賞は以下のように決定いたしました。 表彰は2011年5月29日文京区区民センター2Fホール(文京区本郷4丁目15−14)で行います。 |
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<受賞理由> |
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<作品賞> 「アンダンテ ~稲の旋律~」 喫煙シーンがなく、映画出演者や制作者の受動喫煙被害を予防しただけでなく、FCTC(たばこ規制枠組条約)13条を遵守しタバコの宣伝をせず、鑑賞者をタバコから守りました。また、映画の内容もひきこもりや農業問題そして家族の再生など重いテーマでありながらユーモアのある脚本と出演者の力演で見ごたえのある作品になりました。 <主演女優賞> 成海璃子 「書道ガールズ わたしたちの甲子園」「武士道シックスティーン」で、それぞれの道にかける主人公をいきいきと演じました。これからもタバコとは無縁の作品を選んで出演し、いつまでも健康で映画界発展のためにご活躍されることを期待いたします。 <主演男優賞> 伊藤英明 「海猿 ザ・ラストメッセージ」で、命をかけて人命救助をする海上保安庁職員を力強く演じました。この作品を見て「海猿」に憧れる子供たちのためにもタバコとは無縁の作品を選んで出演し、いつまでも健康で映画界発展のために活躍されることを期待します。 <監督賞> 熊澤尚人 映画「君に届け」の製作にあたり、タバコを登場させず出演者やスタッフを能動喫煙、受動喫煙、残留タバコ煙の害から守りました。また、映画の中で「時代が変わればタバコ屋も変わる」ことをさりげなく表現しタバコに対する世界の潮流を観客に伝えました。これからも、映画に携わる人々をタバコの害にさらすことなく、末永く健康で映画界で活躍されることを期待します。 <ファミリー賞> 「ちょんまげぷりん」 貴作品は子役が大きな役割を持つ内容で子供とともに家族で楽しめる作品でしたが、喫煙シーンがなく無煙にしたことは大変素晴らしいことです。出演者やスタッフをタバコの害から守ったばかりでなく、映画が未成年者の喫煙への興味から遠ざけました。内容も無縁社会という言葉が流行語になるような年に、家族とはなにかを考えさせ時代に合ったものでした。 |
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<汚れた灰皿賞> 「人間失格」「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「パレード」「アウトレイジ」「トイレット」「ノルウェイの森」の各製作者 貴作品は神聖なるスクリーンにうす汚いタバコを何度も登場させ、出演者やスタッフを直接タバコの害にさらしたばかりでなく、間接的に鑑賞者には喫煙欲求を高めさせ双方に有害な影響を与えました。ここに「汚れた灰皿賞」を授与し深く反省されることを求めます。 今後は能動喫煙、受動喫煙、残留タバコ煙のない「無煙映画賞」をめざし、だれもが安心して鑑賞できるタバコフリーの作品を製作されることを期待します。 |
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※「汚い灰皿賞」(Dirty ashtray award)は喫煙シーンの多い映画に対して授与されます |
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日本禁煙学会無煙映画大賞審査委員長 見上 喜美江 |
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過去の受賞歴 |
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参考:タバコはダメよ!映画評 |
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主催 NPO法人日本禁煙学会 後援 タバコ問題首都圏協議会 | ||||||||||||
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