厚生労働大臣 小宮山洋子 様 |
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タバコ一箱1000円を要望いたします
記
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タバコ規制枠組条約(FCTC)では、値上げが様々な人々、とくに年少者のタバコの消費を減少させる効果的ならびに重要な手段とし、数年前から各国に要請しており、その結果欧米を中心に次々に値上げがされています。
世界銀行は、世界銀行の推奨する方策(段階的に税を上げる)を行ってきた国ではタバコの消費を抑えることに成功しており、これはたとえば、タイ、韓国、オーストラリアとシンガポールに見て取れると言っています。
我が国のタバコ価格は依然として先進国中の最低水準であり、インドなどの発展途上国と平価水準を合わせて比較しても遙かに低いのです。先進国の多くは700円から1200円であり、400円という国はありません。
タバコは各国に合わせ、一箱1000円とするべきと考えます。私たちはすでに2009年にこの主張を行いました(朝日新聞広告参照(PDFファイル761KB))。
タバコの値上げは税だけで行うべきであり、税収増となる分は超過医療費の補給、葉タバコ農家の転作、小売業者の転業への助成金とするべきと考えます。 |
以上
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記者会見の様子(TBSnewsi動画にリンク)
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タバコ1000円に、禁煙学会が要請
TBS系(JNN) 9月13日(火)0時53分配信記事
タバコの値段について、小宮山厚生労働大臣は就任直後の会見で、1箱700円にするべきだと発言しましたが、日本禁煙学会は12日、1箱を1000円にするよう厚労省に要請しました。
日本禁煙学会は、先進国並みにタバコ1箱を1000円にするよう厚生労働省に要請。その理由について、「日本はタバコ規制枠組み条約を批准していて、タバコの消費を減らすために努力する義務がある。先進国並みの値段にすることが最も効果的」と主張しました。
さらに、小宮山厚生労働大臣のタバコ1箱700円発言について、「一部の閣僚が小宮山さんの“個人的意見”や“勇み足”と言っているが、タバコ規制枠組み条約を知らない閣僚のほうが問題」として、小宮山厚生労働大臣の発言を支持しました。(12日19:01) |
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