1
|
Jがん対策基本法が施行 (4月)
「がん対策推進基本計画」の喫煙率低減の数値目標見送り(JTの横槍で)(6月) |
|
2
|
タバコ規制枠組条約「受動喫煙防止ガイドライン」、第2回締約国会議で全会一致で採択(タイ・バンコク、7月)
2010年2月までに屋内全面禁煙とすべき |
|
3
|
タクシー全面禁煙が全国的奔流に(来春までには50%以上に) |
|
4
|
「タバコパッケージの健康警告デザイン」コンテストで優秀作品が多数(8月)
財務省にパッケージデザインに採用するよう提案するも、拒否された… |
|
5
|
神奈川県、禁煙条例制定の動き(知事の公約、2008年度を目途に) |
|
6
|
公共の場の全面禁煙で心臓発作が減少(海外報告相次ぐ) |
|
7
|
男性喫煙率、タバコ販売本数の減少が加速 (半減目標達成の推計試算)
男性喫煙率40.2%(JT調査)、厚生労働省の国民健康栄養調査では39.3%、販売本数は2700億本(5.3%減) タバコ自販機 565,200台と8.3%の大幅減(2006年末) |
|
8
|
世界医師会がコペンハーゲン声明・勧告「タバコ産業からいかなる資金も受け取るべきではない」(10月)
日本禁煙学会もこれを受け、同様の声明を出し(12月)、禁煙宣言学会等に周知連絡した |
|
9
|
「肺腺がんのリスク2倍 夫から受動喫煙の妻」(国立がんセンターが公表したJPHC study、12月)
この成績を現実の我が国の女性の肺がん死亡数(2005年で16873人)に当てはめれば、夫が喫煙する非喫煙の妻の4千人前後が毎年肺線がんで亡くなっている(16873*0.7[7割が肺腺がん]*0.37[JPHC
studyによれば37%が家庭での受動喫煙に起因する]=4370人)という衝撃的数値となる。これらの受動喫煙危害のエビデンスに基づき、(3)項の「受動喫煙防止ガイドライン」の履行遵守を至急に進めるべき。
・喫煙で寿命3.5年短く(40歳男性、厚労省研究班、5月)
・50歳代 禁煙遅くない(肺がん死亡43〜64%減、60歳代でも19〜57%減、厚労省研究班、5月) |
|
10
|
禁煙治療の保険適用機関が5000を超える(12月)
禁煙指導を受けた患者の32.6%が、指導開始から1年間にわたって禁煙を継続 |
|
番外
|
日本呼吸器学会会員の喫煙率が、1996年の22.7%から、2007年に5.8%(医師は3.9%)に激減 |